この先、ファン化ビジネスや、憧れをウリにした手法での集客はできなくなっていきます。
現に、私の周りでもこの方法で集客するのが難しくなっているという声を聞きます。
芸能人や人気のインフルエンサーは別として、ほぼ無名の個人がファン化をはかって、しかもお金を頂くことに違和感を持っていましたが、やはり下火になってきていますね。
ファン化や憧れをウリにすると共依存が起こります。
憧れられる方は、ファンからの評価に依存し、
憧れる方は、憧れの対象からの許可や評価に依存します。
これを習い事や教室ビジネスに当てはめると、
先生は生徒から「先生すごい!」「私には先生しかいません」という生徒からの評価をもらうことでしか、自分の価値を測れなくなるということが起きます。
逆に生徒は、先生から評価をもらわなければ不安になるし、他の生徒が評価をもらうことに嫉妬したりという具合です。
これでは人間関係がややこしくなり、お互いが不幸になっていくだけです。
あなたが売らなければならないことは、生徒さんにとってのより良い未来であって、
あなたに憧れることを売ってはいけません。
ファン化や憧れビジネスで一瞬は集客できたとしても、生徒さんにとって必要なものを渡せないのであればビジネスとしては長く続けることは難しいでしょう。