ダンス教室、ダンススタジオの開業支援、経営アドバイスをするコンサルタント 森脇あやみ

ダンスやヨガ教室を始めたい人、すでに経営している人に向けてアドバイスや問題解決のお手伝いをするブログです。フリーのインストラクター向けにも情報を発信しています。ポールダンススタジオ経営7年、400名以上を指導してきました。

【全公開】会社員からインストラクターとして独立を考えている人へ伝えたアドバイス

私の生徒で、関東在住の方から、ポールダンスのインストラクターとして独立を考えていると相談があり、その時の質問と答えた内容を全て書きました。

業種は違ってもインストラクターで独立するために必要な内容になっています。

参考になれば幸いです。

 

・同業種の教室やスタジオがない(少ない)沿線を拠点にする

→ この方はレンタルスタジオでレッスンしたいとのことでした。

同業種が無くても人口が少ない地域だと成り立たないので、駅の乗降者数を元に判断してくださいとアドバイスしました。

→ 駅乗降客数を知る方法

あとは自宅から遠いと、電車がストップした時にレッスンに行けなくなるので、その点も気をつけるように伝えました。

 

・集客は「初心者でも通いやすい」を全面に見せる

→ 難しそうというイメージが大きいジャンルですので、誰でもチャレンジできますよと見せられるかが大事と伝えました。

そして、集客では経験者しか分からない用語や単語は使わず、誰でも理解できる言葉を使うことをアドバイスしました。

逆に経験者を集客したい場合は知識と技術を全面に出して、且つ自身が持っている視点や経験を言葉にすると差別化になります。

 

・インストラクターは経歴より雰囲気で選ばれる

→ 体験レッスンを希望する方は不安や緊張をしているので「この先生から優しく教えてもらえるかどうか」を重要視しています。

可愛らしい女性なので、自身の雰囲気がSNSなどで分かれば、安心して申し込みされる率が高くなると伝えました。

私のスタジオに体験レッスンに来られるほとんど方も、私の経歴どころか名前さえも知らずに来られます。それほど、初心者の方にとっては経歴はどうでも良い情報なのです。

 

・会社員をしながらでも、集客してレッスンする

→ いきなり会社を辞めるのはリスキーなので、自分で集客をしてレッスンを提供することを経験してくださいと伝えました。

独立起業は小さいステップを踏みながら、徐々に規模を大きくすることをお勧めします。

 

この方は独立を考えている段階でしたので、集客に関してのホームページやSNSの具体的な話はしませんでした。

その代わりに同業者のホームページやSNSを見て、初心者だったらどこに通いたいか、どの文言に魅力を感じたかなどの感想を出してもらいました。

サービスを提供される側の目線を持って物事をみる癖を持つと、独立した時に役立ちます。

 

そして最後に、今は会社員でも目線を変えて色々考えを持つと、日常が大きく変わっていきますよとお伝えしました。

 

▷ インストラクターの独立方法

 

▷ 個別コンサルのサービスと料金について