ダンス教室、ダンススタジオの開業支援、経営アドバイスをするコンサルタント 森脇あやみ

ダンスやヨガ教室を始めたい人、すでに経営している人に向けてアドバイスや問題解決のお手伝いをするブログです。フリーのインストラクター向けにも情報を発信しています。ポールダンススタジオ経営8年目、400名以上を指導してきました。

体育の成績2の私が、ポールダンススタジオを開業するまでの道のり

私がポールダンス歴2年半で、ポールダンススタジオを開業するまでについて書きました。

今、スタジオは8年目になります。

これからご自身の教室やスタジオを持ちたい方の参考になれば幸いです。

 

そもそも私は運動音痴で、スポーツに興味はありませんでした。

体育の成績は2(欠席なし)で、50メートル走は10.5秒です。陸上競技と球技は壊滅的にできません。

 

ポールダンスを始めたのは、27歳の時に習い事として始めたのがきっかけです。

体験レッスンを受けた時に「こんな楽しいことが世の中にあるんだ」と思った同じ気持ちのまま、もうすぐ10年を迎えます。

 

よく「ポールダンスって特に難しいんじゃない?」と聞かれますが、スポーツはからきしダメな私にとっては、自分はできない・下手なのが当たり前だと思っていたので難しいことは別に問題ではなかったです。

自分は運動能力が他の人より劣っていると思っているので、人と比べることもありませんでした。

それより、やっていて楽しいと感じられるものに出会えたことが私には大きかったです。

 

 

最初は教えることに興味はなく、知識を付けるためだけにインストラクター講習を受けたり、大会を目指したり、自分のためにポールダンスを続けていました。

 

スタジオをしようと決めたのは、当時勤めていた会社の社長から「いつまでも会社にいるんじゃなくて何かで独立した方が良いんじゃない?」と言われたことがきっかけでした。

その会社でずっと働くつもりでしたがそう言われてしまい、私は役に立たない人間なんだと落ち込みました。

 

落ち込みましたが、私がいなくても良い会社にいるのも気分はよくないので、辞める決心ができました。

その時できることといえば、ポールダンスを教えることぐらいだったので、じゃあスタジオを持ってみようと2015年の12月に決めました。

 

インストラクターの講習を受けていた時は、先生と同じ考え方を持って、先生通りに教えないといけないと思っていたので、教えることに興味を持てませんでした。

しかし、自分のスタジオを持つと決めたら、レッスンの内容も教え方も私独自で良いし、私だから教えられることがあると気付いたので、とても気が楽になったのを覚えています。

 

私は、大会で入賞したり輝かしい経歴もないのでポールダンサーとして誇れることはほぼありませんが、自分が運動音痴というマイナスからポールダンスを始めたので、その経験を活かして伝えられることがたくさんあるという自信だけはありました。

 

「人より運動能力は劣っているけれど、こんな私でもポールダンスをやっている」というのを集客文には必ず入れています。

それを見て勇気が出た方がレッスンに来て通ってくださり、スタジオも7年以上続けることができました。

 

 

約10年前に体験レッスンに行って「ポールダンスって楽しい!」と思った気持ちのままやっていたら、気付いたら2016年の10月にスタジオを始めて、今に至っています。

天職かどうかは分かりませんが、もし宝くじが10億円当たって仕事をしなくて良い状況になっても、ポールダンスのレッスンは辞めたくないです。

お金より、レッスンが楽しくて、そして一緒に楽しんでくれる生徒さんがいるということに、いつも価値を感じています。

 

私はありがたいことに、好きな趣味の延長が仕事になりました。

好きなことで起業しても上手くいかない人がいるのを知ってましたので、自分なりに勉強しました。ただ、勉強はしても質問や相談できる人がいないため手探りでやってきました。

その経験があったので、独立や開業で悩みや相談がある方に向けてブログを書いています。

少しでもお役に立てれば嬉しい限りです。

 

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