ダンス教室、ダンススタジオの開業支援、経営アドバイスをするコンサルタント 森脇あやみ

ダンスやヨガ教室を始めたい人、すでに経営している人に向けてアドバイスや問題解決のお手伝いをするブログです。フリーのインストラクター向けにも情報を発信しています。ポールダンススタジオ経営7年、400名以上を指導してきました。

インストラクターの仕事だけで食べていける人の三大条件

ダンスやヨガ、ピラティス、トレーニングジムなどのインストラクターの仕事だけで食べていける人の条件は以下です。

 

・副業やバイトをしながらもインストラクターをしたい意志がある

・お金の損得で物事を判断しない

・参加者が1人でも全力でレッスンする

 

独立してご自身のスタジオをお持ちの方、または雇用されているインストラクターさんに関わらずこの条件は満たしてほしいです。

要はお金や収入に関係なく、インストラクター業を仕事としていきたいことが大切です。

 

これはただの精神論ではなく、私が経験してきた中で分かったことです。

 

まず、他に仕事を掛け持ちしてもインストラクターでやっていきたいと思っているなら、お金を第一優先には考えません。

お金でなく生徒さんのことを第一優先に考えると、無理な入会の勧誘や引き留めをしませんし、生徒さんを囲うこともしないので生徒さんは離れていきません。

そして、自由で通いやすい雰囲気は他のスタジオの人を呼んできてくれます。

 

次に、レッスンを時給計算やお金の損得で判断しないので、生徒さんの満足度が高いレッスンをいつも提供できます。

お金の計算をしながらレッスンをするインストラクターに習いたいでしょうか?

ケチな人は顔に出ますのでそれが生徒さんに伝わり「何かこの先生嫌だな」と思われ、退会や別のレッスンに移っていくことになります。

 

また、参加者が1人や少ないレッスンこそ生徒さんとコミュニケーションを深められるチャンスです。

人は相手と接する時間や回数が多ければ多いほどその相手を信頼しますので、こういう時こそ大事にすべきです。

この1回のレッスンが、その後長く通ってもらえるきっかけになるかもしれませんので、目先の収入にとらわれてはいけません。

 

このように、お金のことは置いておいて、人数に関係なく目の前の生徒さんに喜んでもらうことを続けていくと、副業もバイトも要らないほどの収入になっていきます。

損得感情で手を抜いてレッスンをするインストラクターが、生徒さんを多く集めたいと思ったり、SNSでフォロワーを増やすことやファン化を目指しても厳しいのではないでしょうか。

▷ インストラクター、講師について

 

▷ 個別コンサルのサービスと料金について