ダンス教室、ダンススタジオの開業支援、経営アドバイスをするコンサルタント 森脇あやみ

ダンスやヨガ教室を始めたい人、すでに経営している人に向けてアドバイスや問題解決のお手伝いをするブログです。フリーのインストラクター向けにも情報を発信しています。ポールダンススタジオ経営8年目、400名以上を指導してきました。

外部インストラクターに任せられるレッスン数の限界とは?

外部のインストラクターさんにレッスンをお願いする時に失敗しないためには、レッスン数を多く委託しないことです。

そのため外部のインストラクターさんのレッスンを、自分でもカバーできる程度のレッスン数にしておくことをお勧めします。

 

たくさんのレッスンを委託すると、その方が来られない時の代講や、辞める時に後継の方を探すのに苦労します。

そして、生徒さんはいるのにレッスンに入る先生がいない事態になると、あなたの教室の信用問題にも関わってきます。

 

多くのインストラクターさんに委託して、レッスンが充実してうまく回っている時は生徒数も増えて良いでしょうが、一生あなたの教室でレッスンをしてくれるわけではありません。

レッスンのほとんどを誰かに任せて自分が管理者になるというのは、インストラクターさんが辞めた時のことを考えるとかなりリスクです。

 

もし、個々の原因は違えど一気にインストラクターさんが辞める状況になれば、「あそこは何か問題があるんじゃないか」とあらぬ噂が立つことも考えられます。

空いたレッスンにあなたが入ってまわせれば良いですが、体力的に厳しかったり、自分の時間が取れないなどの弊害も出ます。

 

私もインストラクターさんを雇っていますが、急に休んでも自分がカバーできるレッスン数をお願いしています。

ただし、インストラクターさんについている専属の生徒さんのレッスンについては私がカバーしないのを条件に丸投げしています。(そのかわりにレッスン料を通常より多く支払っています)

 

人を雇って規模を拡大していくのは素晴らしいことですが、その反面リスクもついてきますので慎重に考えた方が良いです。

インストラクターが増えると人間関係にも気を遣うなど、レッスン以外の悩み事を増やさないのが幸せな教室・スタジオ経営だと私は考えています。

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