ダンス教室、ダンススタジオの開業支援、経営アドバイスをするコンサルタント 森脇あやみ

ダンスやヨガ教室を始めたい人、すでに経営している人に向けてアドバイスや問題解決のお手伝いをするブログです。フリーのインストラクター向けにも情報を発信しています。ポールダンススタジオ経営8年目、400名以上を指導してきました。

スタジオのオーナーが嫌で独立したいあなたへ

受け持っているレッスンのスタジオのオーナーがケチまたは人使いが荒くて、独立したいと考えている方に向けて書きました。

 

結論は、嫌なオーナーを反面教師にして「自分ならどうするか?」を考えられると、あなたの独立は上手くいきます。

 

 

オーナーがケチ

→ 経費を教えてもらう

 

今のオーナーがケチだと思っているなら今のスタジオでかかっている経費を聞いてください。

収入は教えてもらえないと思いますが、経費は教えててもらいやすいです。

経費を知ることは経営の勉強になります。

 

教えてもらえない場合は、スタジオの家賃、光熱費、備品や人件費などを書き出して、月々どれくらいお金が必要かを推測してください。

 

経費を知ることで、スタジオ経営には想像以上のお金が必要というのが分かります。

 

そして、削れる経費はどこか?、家賃帯はどれくらいなら大丈夫そうか?を考えておくと、いざ独立する時にかなり役立ちます。

 

経費がかかっていないのにケチな場合は、オーナーに問題があるのかもしれません。その点も含め、経営について考えてみてください。

 

 

人使いが荒い 

→ 人が気持ち良く動いてくれる接し方を習得する

 

今のオーナーに対して良い印象を持っていないのであれば、逆にどんなオーナーなら自分はついていくかを考えてください。

 

独立すると、人に対して注意をしたり、お願いをしたり、交渉する場面は今以上に多くなります。

今のあなたはトラブルや緊急時に感情的ならず、的確に相手が気持ち良く動けるように指示はできますでしょうか?

 

お金に関しても、委託費をたくさん出すのか、委託費は普通だけどフォローやサポートがあるのか、お金以外の面を充実させるのか、その答えがあなたの将来の経営で生きてきます。

 

 

このようにオーナーに愚痴や文句があってもそこから学んで、「自分ならこうするのに」と具体的に考えられれば独立は上手くいきます。

 

不平不満しか出てこないのであれば、別の勤め先を見つけて独立はまだ見送った方が、独立に失敗する確率は低くなります。

 

起業のことを調べると、良いメンターに出会いましょうと書いてあったりしますが、それより目の前の嫌なオーナーや上司を観察して学ぶことをおすすめします。

 

▷ インストラクターの独立方法

 

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